2011年3月11日の東日本大震災に起因した東京電力福島第一原子力所事故からの放射性物質の飛散により汚染した「指定廃棄物と対策地域内の廃棄物」が大量に発生し、この課題は現在も東北地方の被災地域の復旧と復興、及び、住民帰還の推進には極めて大きな地域の重荷であり、我が国の大きな課題となっています。
もちろん被災を受けた福島県の地域にとっては最重要な課題であります。次世代エネルギー・環境研究開発機構では、かねてより福島復興へ向けての専門家の叡智を集約し、関係者との協力・支援と検討を重ねてきています。
項目としては、コーラルをセシウム吸着剤として吸着試験、有害元素の吸着剤として吸着特性を調査、農地土壌等の改良剤として利用可能性を検討、被災地住宅周辺等の環境整備などへ利用可能性を検討し、そのコンサルティングを中心に実施しています。、日本企業が保有する最先端のエネルギー環境に関する技術を用いて。原子力の平和利用の推進及び福島震災からの迅速な復旧を行うとともに、脱炭素社会の構築及び持続可能な開発目標(SDGs)に貢献する産業と雇用の創出を目的とし、その目的に資するため。次の事業を行います。
- 原子力の平和利用に関する研究と技術開発
- 東日本大震災からの迅速な復旧と復興
- エネルギー・環境技術による新産業と雇用の創出
- エネルギー・環境技術による脱炭素社会の構築
- 土木・建築・解体工事業
- 農林水産業
代表理事 菊地三誠
法人情報
名称 | 一般社団法人次世代エネルギー・環境研究開発機構 |
住所 | 福島県双葉郡浪江町大字権現堂字御殿南23番1 |
設立 | 令和6年2月28日 |
役員 | 代表理事 菊地 三誠 理事 有富 正憲 |
理事 有富 正憲 略歴
埼玉県出身
1970年 東京工業大学工学部機械工学科卒業
1972年 東京工業大学大学院理工学研究科原子核工学専攻修士課程修了
1975年 東京工業大学大学院理工学研究科原子核工学専攻博士課程単位取得中退、東京工業大学原子炉工学研究所助手
1977年 東京工業大学大学院理工学研究科原子核工学専攻博士課程修了。
1983年 東京工業大学原子炉工学研究所助教授
1997年 東京工業大学原子炉工学研究所教授
2001年 日本原子力学会理事
2004年 日本混相流学会会長
2005年 日本機械学会動力エネルギーシステム部門長
2007年 東京工業大学原子炉工学研究所長
2011年 東京工業大学卓越教授、同年には菅直人内閣総理大臣により内閣官房参与に任じられ、福島第一原子力発電所事故対応に関する助言を行った
2013年 定年退職、東京工業大学名誉教授のち東京都市大学理工学部教授、エネルギー総合工学研究所理事
2022年 いちごSi首席顧問
2025年 一般社団法人次世代エネルギー・環境研究開発機構理事